2008年8月4日月曜日

社風

他人との間で意思の疎通がうまく行かず、衝突してしまったとする。

原因は自分の側にあるかもしれないし、相手の側にあるかもしれない(だいたいは多かれ少なかれ両方の側にある)。
このような場合、まず互いの立場と主張を相手に示して衝突の原因を明らかにした上で、二人の見解をすり合わせるのが最も生産的だろう。

しかし、端から「自分の意見が自分の思ったとおりに相手に通じていないのは、相手側に問題があるからだ」という態度で自分の主張を通そうとする人は少なくない。
その場では自分にとっては楽なのだろうけれど、これはいわば衝突のダメージをすべて相手に押し付けるやり方で、好ましいものではない。

同じ目標を見てはいても、その理解は人それぞれに違うだろうし、そこをどういうやり方で目指すかも人それぞれに違う、ということは公理として認めるべきだと思うのだけれど。

0 件のコメント: